競艇(ボートレース)ではスタート前にどの艇が、どのコースを取るかを決める「進入(しんにゅう)」があります。
進入には「スロースタート(スロー進入)」と「ダッシュスタート(ダッシュ進入)」があり、この進入次第で、レース展開が大きく変わります。初心者の方向けに、それぞれの特徴を解説します。
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競艇の進入とは?待機行動によるコース取り

競艇のスタートは陸上競技のようにスタートラインに静止して並ぶのではなく、ボートが待機行動をしながらタイミングを合わせてスタートラインを切る「フライングスタート方式」です。
スタート水面には、競艇の象徴ともいえる大時計(発走信号用時計)が設置されています。競艇はスタート時刻(大時計の針が12時を指す瞬間)から「1秒以内」にスタートラインを通過する必要があります。
スタート前に、各艇がどのコースを取るかを決める動きが「進入」です。競艇はインコースが圧倒的に有利です。例えばインコースが特に強い「徳山競艇場」では、1コースが1着になる確率は約65%前後あります。
基本的には1号艇が1コース、2号艇が2コースという“枠なり進入”が多いですが、外枠の艇が内側を奪いに行く「前づけ」と呼ばれる動きがあると、進入が深くなりスタートが難しくなることもあります。
競艇の進入における「前づけ」の詳細と舟券攻略法については、以下の記事で詳細をまとめています。

競艇の「スロースタート」と「ダッシュスタート」の違いを解説

競艇のスタートにはスロースタート(スロー進入)と、ダッシュスタート(ダッシュ進入)があります。
スロースタート(スロー進入)とは?
通常は1~3コースの艇が取る進入で、スタートラインの近くからゆっくり助走する形。助走距離は短いものの、スタートのタイミングを合わせやすいのが特徴です。
まれに全艇がスロー進入になる「オールスロー」という状態になることもあります。「オールスロー」の詳細、舟券攻略ポイントは以下の記事で解説しています。

ダッシュスタート(ダッシュ進入)とは?
通常は4~6コースの艇が取る進入で、スタートラインまで距離を取って加速する形です。助走距離が長い分スピードには乗りやすいものの、スタートのタイミングを合わせるのは難しくなります。
まれに3コースがダッシュスタートをする、「3カド」という戦法を取ることもあります。「3カド」の詳細、舟券攻略ポイントは以下の記事で解説しています。

競艇のスロー進入|1~3コースの展開予想のポイント

スロー進入の艇、特に1~3コースはインコースの有利さを活かした戦い方が基本です。1コースなら「逃げ」、2コースは「差し」が多く、3コースは握って攻める「まくり」や「まくり差し」です。
ただし、スロー勢は助走距離が短い分、スタートで遅れると外側のダッシュ勢に攻められやすくなります。
それぞれのコースからの展開による出目傾向、舟券攻略方法はリンク先で解説しています。
競艇のダッシュ進入|4~6コースの展開予想のポイント

ダッシュ進入の艇、つまり4~6コースは助走距離をしっかり取れるため、スピードを乗せてスタートできるのが特徴です。
特に4コースの「カド位置」からスタートを決めると、一気にスロー勢をまくる「カドまくり」が決まりやすくなります。その展開に乗って、5コースが「まくり差し」で連動するパターンも多いです。
6コースの1着率は低いものの、展開次第では2・3着に絡むケースもあります。
それぞれのコースからの展開による出目傾向、舟券攻略方法はリンク先で解説しています。
まとめ

競艇の進入には「スロースタート」と「ダッシュスタート」の2種類があります。
1~3コースのスロー進入は、インコースの有利さを活かした「逃げ」や「差し」が決まりやすいのが特徴です。
一方、4~6コースのダッシュ進入は外から助走距離を取って攻める形で、スタートが決まれば、「まくり」や「まくり差し」で一気に波乱となり、高配当につながるケースも多いです。