ボートレース界の“アウト屋”として、長年ファンを魅了してきたのが「阿波勝哉(あわ・かつや)」選手です。
阿波選手は2025年9月9日より開催された「にっぽん未来プロジェクト競走in多摩川」を皮切りに、「全コースで走る」ことを宣言しました。
これは実質的な“アウト屋引退”とも言えるスタイル変更であり、長年6コースからのチルト3度捲りにこだわってきた阿波選手の大きな転機となりました。
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阿波勝哉がアウト屋を卒業した理由とは?|全コース進入に切り替えた背景

“アウト屋の象徴”とも言われた阿波勝哉選手が、長年こだわってきたアウト屋スタイルからの「卒業」を発表しました。
阿波選手は常に6コースを選択し、チルト3度の超攻撃的な走法で一発大捲りを狙うスタイルは、競艇ファンから絶大な人気を集めていました。
“アウト屋”とは、どのコースであっても基本的に6コースからの進入を選び、チルト角度とスリットからの伸びを活かして「まくる」戦法を指します。
イン有利が定説とされる現在のボートレース界において、このスタイルは非常にリスクが高いものの、「まくり」が決まった時の破壊力と見る者を魅了するダイナミックさが最大の特徴です。
しかし、2025年5月からの級別審査において、フライングの事故点が2本目から加算される新制度が導入され、安全性がより重視されるように。
阿波選手はこの環境変化を踏まえ、「伸びだけだとリスクがある」と判断し、スロー進入や枠なり進入を練習。90日間のF休み期間中に、スロー戦への対応力を磨いていたといいます。
「もう一度、デビューしたつもりで走る」と語るように、アウト屋という“型”にとらわれない新たなレーススタイルへの転換を決断しました。
競艇の事故点に関しては、以下の記事で詳細を解説しています。

阿波勝哉プロフィール・経歴
阿波勝哉がアウト屋を卒業「もう一回、デビューした気持ちで頑張ります」~多摩川ボートhttps://t.co/MG8hko8SSZ#阿波勝哉 pic.twitter.com/oj7UH0jTK8
— ボートナビ_スポーツ報知 (@boatnavi_hochi) September 9, 2025
生年月日 | 1973年4月18日 |
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登録番号 | 3857 |
支部 | 東京支部 |
出身 | 東京都練馬区 |
デビュー | 1996年(多摩川) |
阿波勝哉選手は、6コースからのまくりを得意とし、チルト3度での一撃必殺スタイルを貫いてきた“アウト屋”の象徴的存在。長年にわたってその個性派スタイルでファンを熱狂させてきました。
通算勝利数や賞金額などで突出した成績ではないものの、「阿波勝哉=アウト屋」という唯一無二の存在です。
52歳となった阿波選手は「全コースで走る」ことを宣言、レーススタイルを変えてなお“進化”を目指す姿に、多くの競艇ファンが注目しています。
2025年9月【多摩川競艇】阿波勝哉が全コース進入を実践|スロー戦の走りを動画でチェック

多摩川競艇場で2025年9月9日(火)より開幕した「にっぽん未来プロジェクト競走in多摩川」から、阿波選手は全コースの進入を宣言しています。
「多摩川競艇」9月10日・2日目1Rでは2コース進入
阿波選手は9月10日(水)2日目1Rで、2コースからのスロー進入を披露しました。
阿波選手の2コースからのスロー進入のレースは、以下のYouTube配信「どちゃんこTV」で視聴可能です。
「多摩川競艇」9月13日・最終日1Rでは1コースから23年ぶりのイン逃げ
阿波選手は9月13日(土)最終日1Rで、1コースからのスロー進入を披露、23年ぶりの「イン逃げ」で1着を飾りました。
ピット離れやチルト調整、スタート練習など、52歳にして新たなチャレンジを始めた阿波勝哉選手。今後はスロー進入でのレースにも注目が集まります。
まとめ

「アウト屋という“枠”に自分を閉じ込めず、新しい走りをファンに見せたい」という阿波選手の挑戦は、まだ始まったばかりです。阿波選手のスローからの戦いにも注目が集まります。