大村競艇場では2025年8月15日(金)より、モーターのチルト角度の上限が従来の1.5度から3.0度に変更されました。
チルト3度を利用する選手がいる場合は、レース展開や戦法に大きな影響を与える可能性があります。
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「大村競艇場」チルト2.0・3.0度が2025年8月15日から解禁!概要と変更点まとめ

競艇において「チルト」とは、モーターをボートに取り付ける際の角度のことを指します。チルト角度を上げると「伸び型」になり、スタートから抜け出して一気に「まくる」ことも可能になります。
大村競艇場で2025年8月15日(金)から開催の「ミッドナイトボートレースin大村 6」から、使用できるチルト角が最大3.0度まで拡大されました。
これまでのチルト角度 | -0.5、0.0、0.5、1.0、1.5 |
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8月15日からのチルト角度 | -0.5、0.0、0.5、1.0、1.5、2.0、3.0(※+2.5は使用不可) |
1.5以上のチルト角度解禁により「2.0」「3.0」を利用する選手の戦術や展開に変化をもたらすだけでなく、予想にも新しい視点が必要になります。
競艇の「チルト角度」については、以下の記事で詳細を解説しています。

チルト3解禁でレース展開はどう変わる?大村競艇の予想ポイント解説

「大村競艇場」でチルト角度を「2.0」「3.0」にセッティングした選手がいた場合の、舟券予想のポイントを紹介します。
チルトを上げれば“伸び型”に
チルトを上げれば直線の伸びが向上しやすくなります。ただし、「ターンしづらい」「出足が悪い」「ピット離れが悪い」といったデメリットがあります。
「2.0」「3.0」にチルトを上げることで、ターン性能を多少犠牲にしてでも、スタート勝負に特化した「伸び型」のセッティングが可能になります。
また、大村競艇場で多くの選手が設定するチルト角度は「-0.5」「0.0」です。
チルト3の「まくり」に注目!大外からの一発勝負が増える?
チルトを上げると、スリットから一気に抜け出して「まくる」勝負ができるようになります。
これにより、チルト3にしている選手は「スタートで勝負をかけている」と見て良いでしょう。
たとえば4コースや5コースから「まくり一発」を狙う選手が増える可能性があり、イン逃げだけでなく穴狙いの妙味も広がります。チルト3度といえば、最近では菅章哉選手の代名詞でもあります。
これまでの大村は「イン有利」の水面でしたが、一気に「まくる」レースも一つの見どころになるかもしれません。
また、「まくり」が決まった場合の出目・買い目、舟券攻略ポイントについては以下の記事で紹介しています。

「大村競艇」チルト3度の初使用・初勝利の記録
2025年8月15日から解禁されたチルト3度に関して、初使用・初勝利の記録は以下の通りです。
大村でチルト3度を最初に使用したのは「近藤稔也」選手
2025年8月17日の「ミッドナイトボートレースin大村6」3日目にて、徳島支部の「近藤稔也」選手が1Rと6Rでチルト3度を使用しています。これにより、「大村チルト3使用者第1号」となりました。
この挑戦は弟子「菅章哉」選手のためでもあり、菅選手はSNSで「我々がトークショーでいじった直後にチルト3を使ってくれた」「本当に素敵な師匠」と感謝の言葉を投稿。師弟関係の絆が話題となりました。
大村でチルト3度の1着第1号は「向井田直弥」選手
2025年9月15日の「ミッドナイトボートレースin大村7」3日目・第3Rで、広島支部の「向井田直弥」選手が6コースからの「まくり差し」で1着を取り、「大村チルト3度での1着第1号」を達成しています。
以下は、向井田選手が「チルト3」で1着になったレース映像です。
チルト3度の「まくり」一撃ではなく、5コース・6号艇の仕掛けの展開を突いた「まくり差し」による勝利です。
大村の“イン逃げレース”に変化が起こるか?過度な期待はしない

大村競艇場といえば、イン有利・コース有利の堅実なレース展開が特徴です。最近1年間(2024年8月1日~2025年7月31日)のデータでも1号艇の1着率は「62.6 %」と、圧倒的にイン逃げ有利です。
チルト3度の解禁によって、今後は伸び型・まくり中心のレースも増える可能性が高まります。
ただし、チルト「2.0」「3.0」を利用する選手がいない場合は、これまでと同様に“インが強い大村”の傾向が続くと見て良いでしょう。
まとめ

2025年8月15日(金)からチルト3度の解禁は、イン逃げ有利の大村競艇場にとって大きな転機になるかもしれません。
従来の「イン逃げ中心・堅実展開」から、まくり・伸び型の攻撃的なレースが増える可能性があります。
ただし、これは選手が実際にチルト「2.0」「3.0」を選択した場合の話です。レース傾向が急激に変わることは想定しにくいのも現実です。