競艇(ボートレース)では、レース本番前に「展示航走」が行われます。展示航走には「スタート展示」と「周回展示」の2種類があります。
「展示航走」が終わると、それぞれの場所で計測された「オリジナル展示タイム(通称:オリ展)」が発表されます。
「オリジナル展示タイム」とは何なのか、そして舟券に役立てるポイントを解説します。
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競艇のオリ展とは?オリジナル展示タイムの意味と役割を解説
競艇では、レース本番前に展示航走「スタート展示」と「周回展示」が行われます。
展示航走とは、レース本番前に行われる公開走行のことで、選手がコース取りやスタート練習を行いながら、全速力で2周します。
関連記事:【展示航走の見方】スタート・周回展示
展示航走終了後は「ST(スタートタイミング)」「展示タイム」が公開され、選手やモーターの状態を確認する材料として活用されます。その中でも細かく計測されるのが「オリジナル展示タイム」です。
これは、各競艇場が独自に測定・発表しているデータで、従来の「展示タイム」だけでなく、複数の細かな項目に分かれたタイムが公表されます。
オリ展の計測ポイントとは?直線・一周・まわり足タイムの違いを解説
↑オリ展の計測ポイント
オリジナル展示タイムの計測ポイントは上記の通りです。これらのタイムを参考にして、どの選手が直線で伸びているか、ターンで安定しているかなど、より詳細な舟券戦略が立てられるのが特徴です。
| 名称 | 意味・ポイント |
| 一周タイム | 1周を回るタイム。総合的な足の強さを反映 |
| 直線タイム | 直線部分のみを計測。スピード型・伸び重視選手に注目 |
| まわり足タイム | ターン部分での安定感・旋回力を表す |
| 展示タイム | 全体的な走行力を測る基準値。通常の展示航走のタイム |
※「展示タイム」は、以前から全ての競艇場で発表されているタイムです。基本的には1周目バックストレッチの150mのタイムで、計測場所、方法は競艇場によって異なります。
オリジナル展示タイム1位は赤色、2位は黄色
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オリジナル展示タイムは、「展示航走」終了後に競艇場のモニターや公式サイトなどで確認できます。
各項目のタイムが1位の選手には赤色、2位は黄色で表示されます。
江戸川競艇場ではオリ展の発表がない
現時点で、オリジナル展示タイムは、江戸川競艇場のみ発表がありません。「川」を使った競艇場のため、計測器などを取り付けられないなどの理由があるようです。
ただし、過去に江戸川競艇場で2023年10月開催された「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」では「オリジナル展示タイム」の発表がありました。このシリーズだけの期間限定で発表されています。
江戸川競艇場でも、直線150mの「展示タイム」と「ST」は公式ページで発表されます。
オリ展の舟券予想への活かし方|展示タイムを使いこなすポイントとは?
オリ展は、モーター性能や選手の調子を把握する上で有効とされます。オリ展を舟券予想に役立てるには、以下のポイントに注意してください。
オリ展を使った舟券予想の実例「赤フラッシュは買い」
ベテラン記者・桧村賢一さんは、オリジナル展示タイムの全項目に赤色が並べば必ず舟券に絡めるようにするといった方法を解説しています。
全項目に赤色が並ぶことを「赤フラッシュ」と呼び、「赤フラッシュは買い」といったボートレースの格言がファンの間に流行っている程です。
展示タイムは0.15違ったら一艇身差
一般的に「展示タイムで0.15秒差がつくと、一艇身分の差になる」と言われています。
たとえば、「展示タイム」で6.80と6.95という選手がいれば、かなり大きな機力差の可能性があります。
1号艇は先頭を走るのでタイムが良い
「展示航走」では、1号艇が先頭を走るため、引き波の影響を受けにくく、スムーズな走行が可能です。その結果、直線・一周・まわり足といった各タイムが自然と良くなる傾向にあります。
1号艇のタイムが良くなるのは当然で、逆に1号艇のタイムが振るわない場合は機力や調子を疑いましょう。
オリ展の過信は禁物|舟券予想での使い方は“参考程度”が基本
オリジナル展示タイムは、選手の足やモーター性能を把握するための有力な材料ですが、すべてを鵜呑みにするのは危険です。
実際には、「展示タイムは良かったのに、本番では全く伸びなかった」といったケースも珍しくありません。
競艇選手は、基本的に本番と同じように「展示航走」を行いますが、展示では本気のターンを控える選手や、プロペラが“開く”といって全速を出さない選手もいます。
有名なところでは、今垣光太郎選手は「展示タイムが出ない(良くない)」選手として知られています。このように「展示タイム」は悪いが、本番は実力を発揮する選手も存在します。
まとめ
オリジナル展示タイムは、一周や直線、まわり足などを細分化した展示データで、選手の足色を詳しく分析できます。
舟券予想に迷ったときは、オリ展のタイムが良い選手に注目するのも一つの手です。ただし、あくまで参考値として活用するのが基本です。


船客万来

