競艇(ボートレース)には、さまざまな勝ちパターン=「決まり手」が存在します。
その中でも珍しいのが「恵まれ」です。これは他艇の事故によって繰り上がり1着となるケースを指します。
予測することは難しく、舟券戦略方法はありませんが、決まり手の一つとして知っておくことは重要です。
編集長「大森」
競艇の決まり手の一つ「恵まれ」について解説します。
競艇の決まり手「恵まれ」とは?

競艇における「恵まれ」とは、先行している艇がフライングや失格・転覆・妨害などの事故によって順位を落とし、その結果として繰り上がる形で1着になった場合に使われる決まり手です。
自力での追い上げやテクニックによるものではなく、アクシデントによって文字通り“恵まれた”形で勝利する珍しいケースです。
「逃げ」や「差し」といった決まり手とは異なり、予想できる決まり手ではありません。
競艇の1着の決まり手「恵まれ」出現率(全国平均)
競艇の1着の決まり手「逃げ」「差し」「まくり」「まくり差し」「抜き」「恵まれ」の出現率(全国平均)は、以下の通りです。
決まり手 | 平均出現率(%) |
逃げ | 56.1% |
差し | 13.9% |
まくり | 12.6% |
まくり差し | 10.6% |
抜き | 6.2% |
恵まれ | 1.9% |
↑リンクをクリックすると、それぞれの「決まり手」の詳細、舟券攻略情報のページに飛びます。(データ集計期間:2024年3月14日~2025年3月13日)
編集長「大森」
「恵まれ」は1日12レース中に0.2回の出現率です。
「恵まれ」の狙い方・頻出出目・買い目

「恵まれ」は狙って買える舟券ではありません。
事故が起きるかどうかは事前には予測不可能であり、仮に事故が起こったとしても、自艇がその影響を受けずに繰り上がれるかどうかも運に左右されます。
予想はできないため、「恵まれ」という決まり手の存在を理解しておけば問題ありません。
まとめ

「恵まれ」は、他艇の事故によって繰り上がりで1着になる決まり手です。「恵まれ」は、狙って買える舟券ではありません。
編集長「大森」
「恵まれ」の決まり手があることだけ覚えておきましょう。