競艇(ボートレース)の1着の決まり手の一つに「まくり(捲り)」があります。
「逃げ」が多い競艇で、「まくり」は簡単には決まりません。選手のスタート力、モーター性能、展開の読みなど、さまざまな要素が絡み合って初めて成立します。
だからこそ、「まくり」が決まるレースを的確に見抜き、舟券で仕留めることができれば、高配当が狙えるチャンスになります。
2号艇〜6号艇の「まくり」が決まりやすいパターンや出目・買い目をデータをもとに紹介します。
競艇の決まり手「まくり」とは?
競艇の「まくり」とは、スタートラインを勢いよく駆け抜け、外から一気に内側の艇を飲み込む決まり手です。
特に外枠(5・6号艇)からの「まくり」が決まると、思わぬ高配当が出ることもあり、舟券戦略の重要なポイントになります。
上記の動画は、6号艇の豪快な「まくり」が決まり、高配当を演出したレースです。
競艇の1着の決まり手「まくり」出現率(全国平均)

競艇の1着の決まり手「逃げ」「差し」「まくり」「まくり差し」「抜き」「恵まれ」の出現率(全国平均)は、以下の通りです。
決まり手 | 平均出現率(%) |
逃げ | 52.8% |
差し | 13.5% |
まくり | 10.1% |
まくり差し | 13.0% |
抜き | 8.0% |
恵まれ | 2.6% |
データ出典:「BOAT RACEオフィシャルサイト」に掲載されている各場の集計値(2024年12月1日~2025年2月28日)をもとに、決まり手ごとの出現率を合算し、全国平均を独自に算出しています。
2号艇「まくり」の狙い方、頻出出目・買い目

2号艇はスタートから第1ターンマークは「差し」展開が多く、「まくり」は比較的少ないです。
ただし、スリットで1号艇よりも前に出る展開や、1号艇がスタートに失敗するケースでは、積極的に「まくり」を狙う展開になります。2号艇からの「まくり」のみ「直まくり(じかまくり)」と呼びます。
2号艇「まくり」舟券の狙い目ポイント
以下の場合は、舟券で2号艇の「まくり」が狙い目になるポイントです。
- スタート巧者に2号艇
- 2号艇の選手が「攻め型」のレーススタイル
- 1号艇がスタートに不安 or モーター性能が劣る
2号艇「まくり」出目傾向
2号艇の「まくり」を決めた時の出目傾向は、3連単だと以下になります。
- 2-3-4
- 2-3-5
- 2-4-3
2号艇の「まくり」は、3号艇・4号艇を絡めた「2-3-全」「2-4-全」の買い目が有効です。
3号艇「まくり」の狙い方、頻出出目・買い目
3号艇は「まくり」が仕掛けやすい代表的なコースです。1・2号艇にスタート不安があるときには積極的に「まくり」に出る展開が多くなります。
3号艇「まくり」舟券の狙い目ポイント
以下の場合は、舟券で3号艇の「まくり」が狙い目になるポイントです。
- スタートタイミングが早い選手
- 1号艇・2号艇ともにスタート不安 or モーター劣勢
3号艇「まくり」出目傾向
3号艇の「まくり」を決めた時の出目傾向は、3連単だと以下になります。
- 3-4-5
- 3-4-2
- 3-4-1
3号艇の「まくり」は、4号艇を絡めた「3-4-全」の買い目が有効です。また、意外と1号艇が残る場合があり、「3-1-全」の買い目も注意が必要です。
4号艇「まくり」の狙い方、頻出出目・買い目
4号艇はカド(第4コース)からの「まくり」が多く、「カドまくり」と呼ばれます。競艇で「まくり」が決まりやすいコースです。
4号艇「まくり」舟券の狙い目ポイント
以下の場合は、舟券で4号艇の「まくり」が狙い目になるポイントです。
- 4号艇がスピードターン型 or スタート力あり
- 3号艇が差し傾向 or 引き気味のスタイル
- 1〜3号艇がスタートで出遅れ気味
4号艇「まくり」出目傾向
4号艇の「まくり」を決めた時の出目傾向は、3連単だと以下になります。
- 4-5-1
- 4-5-6
- 4-5-2
4号艇の「まくり」は、5号艇を絡めた「4-5-全」の買い目が有効です。また、「1号艇」が残る展開も多いので注意してください。
5号艇「まくり」の狙い方、頻出出目・買い目

5号艇、6号艇からは「まくり」の1着は少なくなります。それだけ高配当が狙える可能性はあります。
5号艇は基本的に「まくり差し」が多いものの、スタートから抜け出した場合は思い切った「まくり」を仕掛けるケースもあります。
5号艇「まくり」舟券の狙い目ポイント
以下の場合は、舟券で5号艇の「まくり」が狙い目になるポイントです。
- 5号艇が攻め意識強め or スタート一発タイプ
- 4号艇が差し構え or スタート不安
5号艇「まくり」出目傾向
5号艇の「まくり」を決めた時の出目傾向は、3連単だと以下になります。
- 5-2-1
- 5-1-2
- 5-1-6
5号艇の「まくり」は、1号艇・2号艇が残る傾向が高く、2連単なら「5-1」「5-2」の買い目が有効です。
6号艇「まくり」の狙い方、頻出出目・買い目
6号艇の「まくり」は非常に少ないですが、スタートから1艇だけ抜け出した場合は「まくり」が決まる場合もあります。
また、超伸び型にする選手、アウト屋(阿波勝哉選手のように必ず大外に出るレーサー)がいる場合は6号艇の「まくり」に注意が必要です。
6号艇「まくり」舟券の狙い目ポイント
以下の場合は、舟券で6号艇の「まくり」が狙い目になるポイントです。
- スタート展示で6号艇のスリットが優勢
- 超伸び型or アウト屋の選手
6号艇「まくり」出目傾向
6号艇の「まくり」を決めた時の出目傾向は、3連単だと以下になります。
- 6-1-2
- 6-2-3
- 6-2-1
6号艇の場合も、1号艇・2号艇が残る場合が多いです。2連単なら「6-1」「6-2」の買い目が有効です。
ただし、6号艇の「まくり」は高配当になるため、後悔しないためにも「6-全-全」で購入するのが良いかもしれません。
まとめ

センター勢(3・4号艇)からの「まくり」は比較的多く見られる決まり手で、展開次第では本命サイドにもなり得ます。
一方、大外(5・6号艇)からの「まくり」は決まると高配当のチャンスとなるため、穴狙いとしても魅力的です。