競艇(ボートレース)において、モーター性能は勝敗を左右する重要なファクターです。
その中でも見落とされがちなのが「中間整備」の存在です。これは、レース非開催日に低調なモーターを整備士が直接メンテナンスする制度で、「低調機」が、いきなり「エース機」に変化することもあります。
「中間整備」の存在を知れば、競艇で高配当を狙えるチャンスが多くなります。
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モーターの中間整備とは?整備士による修理の目的

「中間整備」とは、レース開催の合間など非開催日を利用して、競艇場にいる専門の整備士がモーターを調整・修理する作業を指します。
通常、レース期間中は「自主整備」といって選手本人がモーター整備を行い、整備士が直接モーターに手を入れることは禁止されています。
しかし、モーターの劣化が進み選手の手には負えない場合や、極端に成績が悪いモーターがある場合には、レース非開催日に整備士が修理を行います。
特に注目すべき例として知られているのが、「びわこ競艇場」の中間整備です。平均勝率のモーターよりも、中間整備を受けたモーターに乗りたいと考える選手が多いとも言われています。
中間整備はいつ実施される?競艇場の出走表から知る方法
中間整備は、レース非開催日といった節と節の合間に実施されます。
明確なスケジュールが公表されることは少ないものの、「中間整備」されたモーターは次の節の出走表の「部品交換情報」や「整備情報欄」に表示されます。
↑上記は江戸川競艇場の出走表
出走表の「今節の部品交換」に非開催日の欄があります。ここにモーター番号があれば、「中間整備」が行われたことを意味します。
これは江戸川競艇場の出走表を例にしていますが、他の競艇場でも類似の項目がある場合が多いです。(※もしかしたら掲載がない、競艇場もあるかもしれません)
中間整備は舟券予想にどう影響する?見極め方と高配当の狙い方

「中間整備」は、単なるメンテナンスではなく、モーターの性能が大きく変わる可能性を含んだ“隠れ要素”です。
低調機だったモーターが「中間整備」によって、エース機へと激変する可能性もあります。「中間整備」されたモーターを狙うことで、思わぬ高配当が狙える可能性もあります。
舟券の予想を組み立てる上で、「中間整備」されたモーターに注目し、次の3点をチェックしましょう。
- 中間整備が”プラス”か“マイナス”を判断する
- 展示タイムや周回展示に変化があるかチェック
- 整備明け初戦は“様子見”も戦略
中間整備が”プラス”か“マイナス”かを判断する
「整備=不具合」だから舟券から外す…というのは早計です。むしろ、整備を経て性能が改善し、急に気配が良くなることも多くあります。
特に前節で極端に不調だったモーターが整備を受けていた場合、化ける可能性があります。中間整備後は、それがモーターにとって”プラス”か“マイナス”かを判断しましょう
展示タイムや周回展示に変化があるかチェック
整備後に登場したモーターは、展示航走やスタート展示で“変化”が出るかが重要です。特に、
- 展示タイムが上昇している
- 直線やターンで“足色”が良くなっている
といったケースでは、整備効果が現れている証拠です。人気がない場合は「中穴・大穴狙い」に組み込むのもおすすめです。
中間整備明け初戦は“様子見”も戦略
一方で、整備後でもすぐにはパフォーマンスが上がらない場合もあります。
これは、整備内容が根本的な改善にならなかった、または成績の悪い選手が乗りモーターの良さを活かしきれないといった要因があるからです。
そのため、「整備明けは1走は様子見→良ければ次走で狙う」という戦略も有効です。
【まとめ】中間整備は舟券戦略に“差”をつける要素

低調モーターを整備士が改善するのが「中間整備」です。オッズ的にも“盲点”になりやすく、狙い目になることがあります。
出走表で「中間整備」があったモーターを確認して、展示などで整備効果の有無を読み取れば、高配当を狙えるチャンスになります。