競艇(ボートレース)では、レース前に行われる展示航走「スタート展示」や「周回展示」を参考に予想を立てることができます。
人によって見方はさまざまですが、せっかく直前に展示航走を確認できるなら、舟券に活かして的中率をアップさせたいものです。
今回は「展示って何を見ればいいの?」「見る意味あるの?」という方向けに、「スタート展示」と「周回展示」の見方から、元選手による見解まで、実例を交えて詳しく解説します。
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競艇のスタート展示・周回展示とは?展示を見る理由と予想に活かす方法
競艇では、本番レースの前に「スタート展示」「周回展示」という2種類の展示航走があります。
展示航走とは、レース本番前に行われる公開走行のことで、選手がコース取りやスタート練習を行いながら、全速力で2周します。
展示を見ることができるなら、機力や選手の調子を見抜くヒントになるため、舟券の精度が上がる可能性があります。
ここからは、一般的な競艇の展示航走「スタート展示」「周回展示」の見方を紹介します。
競艇スタート展示の見方|舟券予想に活かす3つチェックポイント
スタート展示では、実際のレースと同じように選手がピットアウトし、進入、スタートまでの一連の流れを再現します。
スタート展示を見るポイントは以下の通りです。
- 【前づけ】があるか?
- 【ST(スタートタイミング)】は合っているか
- スリットからの【行き足(加速感)】はどうか
これらを見ることで、誰が良いスタートを決めそうか、どのモーターが良いかが見えてきます。
「前づけ」とはスタート前の進入を有利にするために、外枠の選手が内枠のコース取りを狙う行為のことを指します。スタート展示でも本番と同様に、「前づけ」が行われることが多いです。
「前づけ」の詳細や舟券攻略ポイントについては、以下の記事で解説しています。
競艇の周回展示の見方とは?ターンの安定感や展示タイムに注目!
スタート展示のあとに行われるのが「周回展示」です。各選手が2周ターンマークを回ることで、実際のターン力や舟の動きを確認できます。
周回展示を見るポイントは以下の通りです。
- ターンマークで膨らんでいないか(全速ターンができているか)
- 旋回後にスムーズに加速しているか
- 周回展示後の「展示タイム」も参考に
一般的に「展示タイムで0.15秒差がつくと、一艇身分の差になる」と言われています。
また、「展示タイム」以外にも直線・一周・まわり足タイムが計測された「オリジナル展示タイム(通称:オリ展)」が発表されます。「オリ展」を舟券予想に役立てるポイントは、以下の記事で解説しています。
【元競艇選手の展示解説】スタート・周回展示をどう見る?プロ視点の見方
競艇の元選手や解説者たちは、展示をどう見ているのでしょうか?レジェンド級の選手や現役解説者の意見を紹介します。
今村豊が語る競艇の展示|素人が見極めるには難しい周回展示
↑ブラマヨ吉田さん&今村さんのトーク
ボートレース徳山の公式YouTubeチャンネルで、競艇界のレジェンド・今村豊さんがブラックマヨネーズ吉田さんとの会話の中で、「展示」に関して印象的なコメントを残しています。
「吉田さんが周回展示を見てもわからない」「誰の舟がよくハンドルが入ったなどはわからない」と、一般ファンが周回展示だけで選手やモーターの状態を見極めるのは難しいと指摘しています。
その上で、「スタート展示」や「周回展示」をどう見るかについて、今村さんは次のようにアドバイスしています。
「見るならスタート展示。スリット付近から誰が出ていくのか、あるいは下がっていくのかを見るほうが予想には有効」
「周回展示を見るなら、1号艇の航跡を見て、2号艇から6号艇が1号艇の航跡の内側に入ってくる選手は良い具合に仕上がっている。航跡の外側に流れていっているのはあまりよくない」
江戸川競艇の名解説「桑原淳一」のスタート展示・周回展示解説
ボートレース江戸川の公式YouTubeチャンネルでは、ういちさんと解説者の桑原淳一さんが、展示の見方について実践的なやり取りをしています。
桑原淳一さんは、江戸川通算201勝の”元祖・江戸川の若大将”と呼ばれ、現在はボートレース江戸川で解説を担当しています。
水面が荒れる江戸川競艇場の「桑原淳一」さんによる展示の見方は以下の通りです。
- インコースが遅れた場合は「握り遅れ」か確認する(「握り遅れ」でなければ問題なし)
- 江戸川のSTの遅れは気にしない
- スリットからの行き足を見る
- ターンマークから先の足を気にする
- 江戸川の展示タイムはほとんど気にしない
競艇場によっても、展示の見方が変わることがわかります。
まとめ
元・競艇選手や解説者などの話にもあるように、展示の見方に正解はありません。人によって注目するポイントは異なり、自分に合った展示の見方を少しずつ見つけていくことが大切です。
特に、スタート展示でのスリット後の行き足、周回展示での旋回と展示タイムには注目です。また、競艇場によって見るべきポイントが異なるため、場の特徴もあわせて意識しておくことが重要です。


船客万来

