競艇(ボートレース)では、気温が下がる冬場になるとエンジンに「温水パイプ」を装着します。
モーター性能を一変させることもある「温水パイプ」とは何なのか?
また、「温水パイプ」装着・取り外しによるモーター変化のポイントを解説します。特に、モーター重視で舟券を予想する方は「温水パイプ」の着脱に注意してください。
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競艇のエンジン(モーター)に装着する温水パイプとは?

競艇で使用されるモーターは、水冷式エンジンです。冬場になり気温が下がることで、エンジンの一部であるキャブレターが凍結しやすくなります。
このキャブレターの凍結を防ぐために装着されるのが、「温水パイプ」と呼ばれる約35cmほどのゴム製のチューブ状の部品です。
「温水パイプ」を装着すると、エンジンの燃焼効率や出力がわずかに低下する場合があります。加速性能(行き足)などに影響が出ることがあり、舟券予想を行ううえで軽視できない部品です。
温水パイプはいつ装着される?期間と注意点【10月〜5月頃】

温水パイプの装着は全国のボートレース場で寒い時期、10月・11月頃から翌年4月・5月頃までです。
「温水パイプ」着脱の情報は、各競艇場の公式サイトやSNSで発表されます。
競艇場によっては、「温水パイプ」着脱の情報が発表されない可能性があります。その場合は、スポーツ新聞やマクールなどの情報サイトで確認する必要があります。
「温水パイプ」着脱がモーター性能に与える影響とは?舟券予想で注意すべき点

「温水パイプ」の装着、または取り外しによりモーター評価が一変する場合があります。
温水パイプの着脱時期(4~5月、10~11月)はモーター相場が大きく変動しやすいので、過去の成績だけでなく直近の動きや展示タイムを重視した予想が有効です。
着脱時期の展示タイムやスタート展示で“伸び足”や“行き足”に変化が見られるモーターは、温水パイプの影響を受けている可能性があります
「温水パイプ」装着時の影響
冬の時期になり「温水パイプ」を装着すると、キャブレターの凍結を防ぐ一方で、エンジンの燃焼効率や出力が低下する可能性があります。
多くのモーターがパワーダウンするため、モーターごとの評価が変動しやすく、これまで目立たなかったモーターが好走したり、逆に好調だったモーターが不調になることもあります。
「温水パイプ」取り外し時の影響
春になり「温水パイプ」が取り外されると、エンジン本来のパワーが発揮されやすくなり、加速感が向上します。
取り外し直後はエンジン性能が大きく変わることが多く、直線タイムや展示タイムの変化に注目することで“化けた”モーターを見抜けることもあります。
すべてのエンジンが性能向上するわけではなく、逆に不安定になるケースもあります。装着前後の動きや、展示タイムをしっかり確認することが重要です。
ただし、春に「温水パイプ」取り外された後は、夏に向けて気温や湿度の上昇があるため、この影響によりエンジンの出力が悪くなる場合があります。
気温・湿度変化がボートレースに与える影響については、以下の記事で詳細をまとめています。

まとめ

エンジンの「温水パイプ」の装着・取り外しで、モーター性能が変わる場合があります。
「温水パイプ」着脱時期(4~5月、10~11月)はモーター勝率の数字だけを鵜呑みにせず、直近の動きや展示タイムを重視した予想が有効です。