競艇(ボートレース)にはレースごとに「グレード」と呼ばれる格付けがあり、賞金額や出場条件、レースの格式に大きく影響します。
一方、このグレードが設定されていないレースは「一般戦」と呼ばれ、より広い層の選手が出場するのが特徴です。
中でも「SG(スペシャルグレード)」は、最も格式が高く、競艇ファンだけでなく選手にとって特別な意味を持つレースです。
ここからはSG・PG1・G1・G2・G3の違いや特徴を解説します。
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競艇のグレードレース(SG・PG1・G1・G2・G3・一般戦)の違いと特徴
競艇のグレードレースにはSGからG3まで、以下種類があります。
| グレード | 年間開催数 | 優勝賞金 |
| SG | 8回 | 2,000万円〜1億1万円 |
| G1(PG1) | 35回前後 | 640万円以上 |
| G2 | 10回前後 | 500万円以上 |
| G3 | 50回前後 | 120万円以上 |
| 一般戦 | 毎日 | 80万円以上 |
SG(スペシャルグレード)の特徴・優勝賞金【競艇最高峰】
SG(スペシャルグレード)とは、競艇における最高峰のグレードレースです。レースごとに条件が異なりますが、出場できるのは全国のトップレーサーのみです。
最も注目されるのは、年末に開催されるグランプリ(賞金王決定戦)です。優勝賞金は1億円を超え、ボートレースの頂点を決める一戦です。
| 年間開催数 | 8回 |
|---|---|
| 優勝賞金 | 2,000万円〜1億1万円 |
| 主なレース | ボートレースクラシック、グランプリなど |
| 特徴 | 全レーサーの憧れ、名誉と高額賞金をかけた最上級レース |
年8回開催されるSGの日程、出場資格については、以下の記事で解説しています。
G1(PG1)の特徴|主なレース・優勝賞金
G1は、原則としてA1級レーサーのみが出場可能なハイグレードな記念競走です。各ボートレース場で開催される「周年記念競走」や「地区選手権」などが中心で、「G1○○周年記念」といった形でファンにも親しまれています。
また、G1の中にはボートレース振興会が主催するPG1(プレミアムG1)と呼ばれる特別な大会もあります。
PG1には、女子レーサー限定の「クイーンズクライマックス」や、45歳以上が対象の「マスターズチャンピオン」などがあります。
G1全体としては、実績のある実力派レーサーが多く出場するため、安定した走りと高精度な展開読みが要求される実力勝負の舞台です。
| 年間開催数 | 約35回 |
|---|---|
| 優勝賞金 | 640万円〜1,700万円 |
| 主なレース | 周年記念競走、地区選手権、マスターズチャンピオン、クイーンズクライマックスなど |
| 特徴 | SG出場を狙う選手がしのぎを削る実力戦 |
また、G1・SG出場選手は実力が拮抗しているため、舟券攻略ポイントも一般戦とはことなります。G1・SGレースの舟券攻略法は、以下の記事で解説しています。
G2の特徴|主なレース・優勝賞金
G2は、中堅〜実力派の選手が中心となるレースで、G1よりも出場条件がやや緩和されているのが特徴です。
「秩父宮妃記念杯」「モーターボート大賞」といった伝統あるタイトル戦があります。
実力が拮抗するため、番狂わせや波乱が起こりやすく、舟券的にも面白いのがG2レースの魅力です。
| 年間開催数 | 約10回 |
|---|---|
| 優勝賞金 | 500万円以上 |
| 主なレース | 秩父宮妃記念杯、MB大賞、誕生祭など |
| 特徴 | G1を目指す実力者同士の熱戦が繰り広げられる |
G3の特徴|主なレース・優勝賞金
G3は、比較的自由な出場枠が設定されており、若手・女子レーサー・地元選手が活躍しやすいレースです。
「企業杯」「オールレディース」「マスターズリーグ」など、多彩なタイトル戦があるのも特徴です。
A級からB級まで幅広いランクの選手が出場することも多く、波乱含みのレース展開になりやすく、高配当を狙う穴党ファンからは人気の高いグレードです。
| 年間開催数 | 約50回 |
|---|---|
| 優勝賞金 | 120万円以上 |
| 主なレース | 企業杯、オールレディース、ヤングダービー、マスターズなど |
| 特徴 | 若手やベテラン、女子戦もあり、幅広い層が戦う実力発揮の場 |
一般戦の特徴|実力差が出やすく競艇場の特徴を知れば狙いやすい
一般戦は、グレードが付かない通常のレースです。全国のどこかの競艇場で365日毎日開催されており、もっとも馴染み深いレースでもあります。
A2級・B1・B2級の選手が中心となりますが、エースモーターを引き当てた選手や、調子が上向いている若手が台頭することもあります。
| 開催頻度 | 毎日 |
|---|---|
| 優勝賞金 | 80万円以上 |
地元の競艇場の水面特性や傾向をよく把握している方にとっては、一般戦こそ最も狙いやすいレースとも言えるでしょう。
SGのようなトップレベルの戦いでは、全艇が高い実力を持っているため展開が読みにくく、舟券の難易度も上がります。
一方、一般戦では選手の実力差が比較的はっきりしているため、展開を絞りやすく、買い目も組みやすくなります。
また、風の影響や潮の流れ、インコースの強さといった場ごとのクセを理解していれば、展開予測の精度も高まり、結果として的中率や配当妙味に繋がりやすくなります。
競艇場ごとの詳細な攻略方法については、以下の記事で詳細をまとめています。
まとめ
競艇におけるグレードレースは、SG・G1・G2・G3・一般戦の5つに分類されており、それぞれで出場条件・賞金・注目度・レース傾向が大きく異なります。
- SG:最高峰のレース、トップレーサー同士の実力が拮抗
- PG1・G1:A1級レーサーが主役
- G2・G3:若手や地元選手の台頭、波乱の展開にも注目
- 一般戦:水面特性を把握していれば狙いやすく、穴狙いも有効
グレードごとの特徴を把握しておくことで、レース展開の傾向や買い目の組み立てが明確になり、予想の精度や回収率の向上にもつながります。

船客万来


